中絶費用を工面する方法

NAT78_awaisakuratoaozora

人工妊娠中絶をするときに、言うまでも無く心の負担というものは非常に重く感じられます。

 

 

しかし、同時に、経済的な負担が大きいことも否めません。

 

 

初期中絶で30万円、中期中絶で50万円を超えるといわれるその費用は、一時的にでも支払うのに苦労する方は、少なくないのです。

 

 

それでは、皆さん、中絶費用はどのようにして工面していらっしゃるのでしょうか?

 

スポンサーリンク

 

相手(胎児の父親)方に請求する

 

 

代表的な方法が、この、相手方に支払いを要求する方法です。

 

 

中絶の原因、つまり妊娠の原因はさまざまです。どのような経緯で妊娠に至ったか、そして、何故中絶することになってしまったか。

 

 

それによって、中絶にあたっての責任割合が変化します。男性側だけに責任があるのか? 女性側にも責任があるのか? というところです。

 

 

男性側の責任が大きい、あるいは、男性側にしか責任がない、という場合には、費用負担は責任割合に応じて

 

 

場合によっては全額を男性側が負担しなくてはならなくなるでしょう。

 

 

一方で、男性側と女性側、フィフティ・フィフティで双方に責任がある場合には、費用の半額を相手に請求することができます。

 

 

例えば、「結婚を前提にお付き合いをしており、もし妊娠したら結婚するつもりであったにも関わらず

 

 

いざ実際に妊娠が発覚したら男性が逃げた」というケースは、男性側にほぼ100%の非があります。中絶費用の全額を請求できるケースです。

 

 

一方で、「結婚のつもりはなく、お互いに遊びで付き合っていたが、妊娠に至った」という場合には、責任割合は半々といったところでしょう。

 

 

結婚の約束はなかったけれども、お互いに結婚することをほのめかしていたのに

 

 

妊娠したら男性側から「そんな約束をしていない」という形に持って行かれた……というのは

 

 

非常に難しいケースです。それまでのお付き合いの形から、判断せざるを得ませんが、男性側の責任が大きくなる可能性は十分にあります。

 

 

中絶にあたって、男性側が逃げる姿勢を見せたかどうかについては、慰謝料請求にも関わる問題ですので、大きなポイントとみることができます。

 

 

ただ、中絶費用ということになりますと、期限が決まっているものですから、逃げさせたままにしておくわけにはいきません。

 

 

というのは、人工妊娠中絶は、妊娠12週を過ぎれば母体の負担が増して、かかる費用も倍増する。

 

 

そして、妊娠22週を過ぎれば、中絶手術自体が、法規制によってできなくなります。

 

 

初期中絶ならば入院がありませんので手術当日に。

 

 

中期中絶でも、手術後3日ほどで退院となりますので、そのときに、会計があり支払いを行うことになります。期日までに、費用がないでは済まない問題なのです。

 

 

男性本人に支払い意志や、支払い能力がないような場合には、女性側としては話を大きくしたくない気持ちもあるかもしれませんが

 

 

相手がたのご両親やご親族に支払いを要請したり、家庭裁判所に持ち込んで、多少時間はかかりますが、支払いを要求するようなことにも、なるかもしれません。

 

 

さきほど少し述べましたが、男性側に中絶の責任があるにも関わらず、中絶費用の支払いから逃げたり、女性からの連絡を避けたりするようですと

 

 

これは慰謝料に関わります。家庭裁判所で争議する際に、慰謝料のこともあわせて取り上げられるようになることでしょう。

 

 

補助金を利用する

 

 

中期の人工妊娠中絶にあたっては、その理由によって、出産育児一時金が利用できる場合があります。

 

 

中期の場合に限って、「死産」の扱いとなり、出産育児一時金の支払い対象になることがあるのです。

 

 

よく、中絶の理由として「経済的な理由」を挙げる方がいますが、これは出産育児一時金支払いの対象外になりますので、注意して下さい。

 

 

もし、中絶理由が支払いに該当するようならば、健康保険組合に申請して、42万円の支払いを受けることができます。

 

 

この金額は、自分で受け取り、クリニックに支払うこともできますが、「直接支払い制度」というものがあります。

 

 

健康保険組合からクリニックへ直接金銭の授受が行われ、自分では申請書類を出すだけで良いことがほとんどです。

 

 

あとは、42万円で賄うことのできなかった差額は、自身で支払うこととなりますが、支払金額はかなり軽減されるとみてよいでしょう。

 

 

これらの方法で、中絶費用が賄えない場合には、女性側のご両親、ご親族に借りるなり、様々な方法で工面することもあります。

 

 

妊娠は女性一人でするものではありませんから、大抵の場合、相手の男性にも責任が生じ、中絶費用の負担をする義務もあるのです。

 

 

ただそこから逃げられてしまうと、女性には心身、そして経済的に、非常に重い負担になってしまいます。

 

 

~経験談募集 一人で悩まないで~

ページ上部へ戻る