• 2017.5.28
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二度の同じ手術

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ニックネーム ち

 

20歳になってすぐ、同じ歳のパートナーとの間に妊娠が発覚しました。

 

私は生理不順とは無縁で1日2日と生理が遅れた時点で妊娠かな?と思い、1週間後検査薬をすると陽性反応。

 

パートナーは凄く喜んで私も「あ、ママになるんだ」と本当にすごく嬉しかったです。

 

病院に行った時点で妊娠6週目。

 

両親にも一時は反対されましたが授かった命を無駄にすることは絶対にするな、と孫が出来たことを喜び待ち望んでくれていました。

 

しかしそこから4週後の検診でお医者様から「お腹の赤ちゃんの成長が止まっている。心拍が取れない」

 

と告げられました。8週目の大きさでの稽留流産でした。

 

頭が真っ白になりました。

 

泣いて泣いて「弱いママでごめんね」と手術までの毎晩眠れぬ夜が続きました。

 

呆気なく手術も終わり、後遺症もなく体も正常に戻り、パートナーともうまく付き合っておりました。

 

そして更にその1年後。

 

私が21歳になろうとしてた頃、2度目の妊娠発覚です。

 

しかし、その時と前回の妊娠とでは状況が天と地のように違いました。

 

私は両親と不仲になり、パートナーとは駆け落ち同然で家を飛び出し、お互い学のない身なので2人で働いて何とか食いつないでいる状態でした。

 

出産費用は疎か、中絶費用ですらすぐには用意できないような経済状況。

 

しかしもちろん、両親になんて言えません。

 

再び宿ったその命を、私達は素直に喜ぶことが出来ませんでした。

 

中絶する決断も、すぐにはどうしても出来ず、

 

泣く泣く病院に行った時には9週と3日。

 

エコーの中で赤ちゃんは前の時より大きくなっていました。

 

産まれてこられない命が一生懸命すくすくと育っていたのです。

 

胸が張り裂けてしまいそうでした。

 

パートナーと2人でたくさんたくさん泣きました。

 

手術の日、麻酔が解けた時には空虚感と罪悪感で涙が止まりませんでした。

 

「ごめんね、ごめんね。パパとママの元に来てくれたのに。産んであげられなくてごめんね。抱いてあげられなくてごめんね。

 

悩んで悩んで決めたことなのに、どんなに時間が経っても「よかった」なんてちっとも思う事が出来ません。

 

もしまた私達の間に命が宿ってくれるのであれば、命に変えてでも守り抜く。

 

供養を済ませた後、彼とはそう約束しました。

 

~経験談募集 一人で悩まないで~

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