• 2016.10.8
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薬での中絶。きっと一生、あの感触は忘れられない。

kazeniyureruhiganbana_tp_v

ニックネーム とも

 

 

22歳大学生です。

 

 

去年6月上旬。付き合って3ヶ月の彼氏と事を終えた瞬間からそれは始まりました

 

 

「まって。ゴムがない。」「…え?」

 

 

慌てて確認すると、膣内の奥に、避難の役目を果たさずぐしゃぐしゃになったゴムが。

 

 

どうしよう、という気持ちと、現実味のなさに、たどただ呆然としていました。

 

 

とりあえず、シャワー浴びて洗って、不安な気持ちのままその日は寝てしまいました。

 

 

今思えば、次の日にでも産婦人科に行ってアフターピルの処方をしてもらえばよかったのかもと思います。

 

 

しかし、「奥にゴムがあったし、俺も抜きながら出したから、妊娠する確率はだいぶ低いよ。」

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という彼の言葉をに流され、1ヶ月が過ぎました。

 

 

いつも生理前になると胸が張り、眠気や頭痛がするのですが、その時はそれがいつもの倍以上にもなって襲いかかってきました。

 

 

うつ伏せになれないほど胸が痛い。

 

 

テスト前なのに頭痛と眠気で授業も頭に入らない…

 

 

それでも、予定日を5日過ぎるまで妊娠は考えていませんでした。

 

 

というより、考えたくなかったのかもしれません。

 

 

やっと焦りが出てきて、ドラッグストアで妊娠検査薬を買いました。

 

 

陽性反応を見て、やっぱり、と思う気持ちと、どうしよう、という気持ちで、とにかく沈みました。

 

 

すぐに彼をうちに呼んで報告すると、

 

 

「産みたいなら、俺は仕事探すよ。」と彼は言ってくれました。

 

 

でも当時の私には子供を産むことより、彼の将来をめちゃくちゃにしてしまうことの方が怖かった。

 

 

彼が今大学をやめたら、勉強したいことができなくなったら、やりたい仕事に就けなかったら。

 

 

そして私は?

 

 

大学を辞めて実家に戻って、産んだとしたら。

 

 

お母さんはなんて言うだろう。

 

 

お母さんも仕事を辞めざるを得なくなるかもしれない。

 

 

私は仕事も見つからないかもしれない…

 

 

そしたら、この子を育てられる?

 

 

全く、自信がなかった。あの頃の私には。

 

 

だから、彼が産んでもいいと言ってくれても、

 

 

私は自分の子供を殺すことを選びました。

 

 

病院に行くと、5週目だと言われました。

 

 

エコーの写真を見るのが怖くて、だけど見ても未だに現実味がなくて、何だかもう1人の自分を見ている感覚でした。

 

 

実は私は海外の大学に通っていたので、日本では採用されていない、内服薬で降ろす方法を選ぶことができました。

 

 

それは手術も要らず、およそ3日間決められた時間に薬を飲むと、赤ちゃんが出てくるものです。

 

 

費用は日本円にしてもろもろ合わせて5万を出るくらいだったと思います。

 

 

最初の3日間は、病院の指定通りに家で薬を飲み、4日目、1番最後の薬は病院で服用しました。

 

 

吐き気と腹痛で本当にしんどかった。

 

 

だけど、これが自分の子供を殺すことの代償なんだと考えたら、我慢するしかなくて。

 

 

私なんかより子供のほうが、きっとしんどいんだと思いながら耐えました。

 

 

薬を服用してからおよそ3時間後。

 

 

トイレに行くと、ナプキンに血がついていました。

 

 

ナプキンを取り替え、腰を上げようとしたその瞬間、、

 

 

にゅるん、と、何かが膣内を滑り落ちて行きました。

 

 

便器を見ると、白っぽい塊が浮いていました。

 

 

慌てて先生を呼ぶと、それが子供だと言われました。

 

 

無事におろせました、もう帰っていいですよとも。

 

 

子供が落ちていくあの感触は、何とも言い表せません。

 

 

きっと一生、あの感触は忘れられない。

 

 

その後も彼との関係は良好で、一年以上経った今も付き合っています。

 

 

でも、時間が経つにつれて後悔は大きくなってきて。

 

 

あの時、おろしてなかったら、今はもう生まれていて、何ヶ月くらいの子だなぁ、なんて考えて、そのくらいの時期の子供を見かけると泣きたくなって。

 

 

あの子を生んだって、彼の将来は上手く行ったかもしれないし、私だって仕事が見つかったかもしれないし、母も協力してくれたかもしれないのに、どうしてあの時はそう考えられなかったんだろう?

 

 

そしてその事は、友達にも母親にも、そして彼にも言えませんでした。

 

 

彼は、子供をおろしてからも何度か、「生でしていい?」「ちょっとぐらい、、」と言ってきました。

 

 

その態度から、やっぱり、彼にとっては他人事だったのかな。

 

 

今も苦しんでいるのは私だけなのかな。

 

 

と思ってしまって。

 

 

子供をおろしたことは、彼以外、親友1人に打ち明けた以外、誰にも話しませんでした。

 

 

この苦しみは、後悔は、自分の子を殺した罰として、私が一生背負って行きていかなければならないのだと思っています

 

 

長くなりましたが

 

 

中絶に悩んでる方がもしこの記事を読んでいたら。

 

 

おろすのにも産むのにも、相当な覚悟がいることを、そしてどちらの選択をしても、背負うものが増えるということ。

 

 

中絶をしても逃げられるわけではないことを、どうか覚悟してください。

 

 

悩んで苦しんで、それを背負う覚悟をしてください。

 

~経験談募集 一人で悩まないで~

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